ソリューション提案型営業

株式会社 山形丸魚 殿


山形県を代表する総合食品卸会社である株式会社 山形丸魚殿、生鮮水産物および加工品、一般加工食品、飲料、瓶缶詰、調味料などの卸売業を展開されていいます。約4万平方メートルの敷地に建設された現在の本社には、最新鋭の3温度帯物流センターを併設しており、産地やメーカーから運ばれる水産物や加工食品・冷凍食品などを県内全域のスーパーや営業所に配送する中継拠点として重要な役割を担っております。

その物流センターの中でも、低温物流センターでは0℃〜3℃帯のスペースで冷凍・冷蔵・チルド品の店舗別仕分け作業を行わています。限られたスペースの中、一時的に大量の商品が入荷され、低温品は常温品以上にピース出荷が多く、リードタイムが短いという物流現場の問題を解決すべく、アソート ブーメラン・システムを導入され、省スペース化・生産性の向上・物流品質の向上を実現されました。

 

 

スペース不足 生産性の低下

・既設低温センターでの店舗別仕分けエリアの設備設置スペースは決まっており、
 仕分け店舗数が80店舗強で4カテゴリーに分けるため、省スペース設備が必要。
・通常の表示器やハンディ端末での種蒔き作業ではスペースの確保が困難で、
 フォークリフトと人の動線が交差し、危険性がある。
・低温下における夜間作業で作業精度が低下し、生産性も低下している。

ピッキング精度向上と省人化

ケース仕分けとピース仕分けが同システムで行え、作エリアも小さく(作業員は歩くことなく、誰にでも
簡単に仕分け作業が行えるようになりました。仕分けミスも1/30の件数となった。

一番の成果は、生産性の向上で
ケース仕分け 導入前 1400ケース/時(17名) ⇒ 導入後 2000ケース/時(6名)
ピース仕分け 導入前 2000ケース/時(12名) ⇒ 導入後 3000ケース/時(7名)

人件費の高い夜間作業において、トータルピック以後は新人でもOKで、作業員の
削減が出来きたことが大きなメリットです。トータルピックさえミスが無ければ、
6ヶ月間でクレームは2件しかありません。また、ITと連動し、作業実績の見える化、
トレーサビリティ確立にも役立ってます。

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