MMBシリーズ

SuperMM 高精密ワイヤ放電加工機

1972年、西部電機は世界で初めて「CNCワイヤ放電加工機」の開発に成功しました。その後、数々の機能を搭載し、2003年に高生産性・高精密ワイヤ放電加工機Mシリーズとして生まれ変わりました。
そして今ここに、さらに精度にこだわったSuperMMが誕生。1本の電極線が金属を微細に、滑らかに、思いのままに加工していく・・・
その加工精度の高さは、伝統技術「きさげ」を何度も繰り返し、機械加工では得られない平面に仕上げているからなのです。西部電機の加工機に対する情熱は、これからも変わることなく、新たなる挑戦を続けていきます。

1972 CNCワイヤ放電加工機世界で初めて開発成功

特長

大型プレート加工に特化したシリーズ最大の加工エリアを持つ高精密ワイヤ放電加工機
SuperMM80Bを新たにラインアップに追加

大型金型プレートを想定したワークにおいてピッチ加工精度±1μm(上中下寸法差含む)を実現

SuperMM80Bによる大型プレートのピッチ加工精度


SuperMM80Bによる大型プレートのピッチ加工精度

ワークサイズ:830×600×25(mm)
最大ピッチ距離:X740mm Y520mm
ワーク材質:SKD11
加工箇所:10mm角を15箇所
加工回数:5回
ワイヤ径:Φ0.2mm

長時間加工に対応した20kg巻を本機内蔵型とし標準装備

長時間加工に対応した20kg巻を本機内蔵型とし標準装備
長時間加工に対応した20kg巻を本機内蔵型とし標準装備


標準仕様で20kg巻ワイヤボビン対応としたことで、加工箇所の多い大型プレートの長時間加工が可能となり生産性向上が実現します。
さらに高確率の自動ワイヤ供給装置との組み合わせで、ノンストップ生産に貢献します。
5kg巻、10kg巻ワイヤボビンも装着可能です。

高精密が要求されるモータコア金型製作に威力を発揮

高精密が要求されるモータコア金型製作に威力を発揮



SuperMM80B

工作物最大寸法 W×D×H 1,000×800×150mm
工作物最大質量 600kg
各軸移動量 X×Y×Z 800×600×230mm
使用ワイヤ電極径 φ0.1〜φ0.3mm φ0.2mmが標準
自動ワイヤ供給装置 AWF-4 標準装備
U-V軸移動量 U×V ±60×±60mm
最大テーパ角度 ±10°/板厚150mm(±45°/板厚40mm : オプション)
外形寸法 W×D×H 2,380×2,400×2,155mm
質量 6,300kg